篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 4/29/2022
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社長の独り言...
暇なときに
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マーケットはボラタイルな展開が続いている。ロシアによるウクライナ侵攻が世界中のインフレ率を押し上げているが、昨年来既にインフレ率は世界中で大幅に上昇していた事実を忘れてはいけない。仮に今後中央銀行のメンバーが、ウクライナ侵攻がインフレ率上昇の大きな要因だと説明するとすれば、...
篠原竜一
2022年4月24日読了時間: 4分
篠原金融塾 欧米金利の本格的な上昇はこれから!グローバルマーケットウィークリー 4/22/2022
国際通貨基金(IMF)が主催するラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁とのパネル討論会に出席した米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、来月の会合で政策金利を0.5ポイント引き上げる可能性が大きいことを示唆した。FRBは9兆ドルに上る保有資産の縮小を開始する方針も示して...
篠原竜一
2022年4月17日読了時間: 3分
篠原金融塾 アメリカのCPIと日本の企業物価指数 グローバルマーケットウィークリー 4/15/2022
3月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.5%上昇と、1981年以来の大幅な伸びを示した。しかしながら、米国債利回りはむしろ低下。コアCPIが前年同月比では6.5%上昇したものの、市場の予想を下回ったことがその理由だ。2カ月連続で前月から上昇率が減速、高インフレは続...
篠原竜一
2022年4月10日読了時間: 3分
篠原金融塾 FRBによる量的引締(QT)が始まる!グローバルマーケットウィークリー 4/8/2022
米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月会合の議事要旨 (https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/fomcminutes20220316.htm)によると、1) インフレ抑制に向けて、0.50%の利上げが望ましいという...
篠原竜一
2022年4月7日読了時間: 9分
暇なときに 日本にとってインフレは脅威なのか? ~90年代の世界経済から考える~
私は1988年に社会人生活をスタートしたが、1990年代は、どんな時代だったのだろうか?当時は、これからは日本の時代だと全く逆のことを考えていたが、今から振り返ると、アメリカが繁栄、日本が衰退した時代となってしまった。 最初に日本にとってどんな時代だったのか振り返る。...
篠原竜一
2022年4月2日読了時間: 9分
篠原金融塾 日銀による連続指値オペ グローバルマーケットウィークリー 4/1/2022
2月のアメリカの個人消費支出(PCE)物価指数は、前年同月比6.4%上昇、コア指数も5.4%上昇、83年以来の高水準となった。また、金曜日には3月のアメリカの雇用統計が発表されたが、非農業部門の就業者数は前月比43万1000人増と予想は下回ったものの、失業率は3.6%に低下...
篠原竜一
2022年3月28日読了時間: 3分
篠原金融塾 利回り曲線(イールドカーブ)
アメリカの景気動向を示唆する最も優れた指標は米国債の利回り曲線(イールドカーブ)の形状変化だと言われている。そう言われても、債券市場に関する報道は限られているので、なかなかわかりにくい。3/28 14:00時点(東京時間)での利回りを見てみよう。...
篠原竜一
2022年3月27日読了時間: 4分
篠原金融塾 アメリカの金利上昇が止まらない グローバルマーケットウィークリー 3/25/2022
パウエルFRB議長が21日に行った全米企業エコノミスト協会(NABE)の講演で、インフレ抑制にFRBは「迅速に」行動する必要があるとし、必要に応じて通常より大きな幅での利上げを実施する可能性があると述べた。この発言を受け、マーケットでは5月の会合で50bpの利上げが実施され...
篠原竜一
2022年3月20日読了時間: 3分
篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 3/18/2022
米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが16日にいよいよ実施され、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が25bp引き上げられた。FRB当局者による政策見通しは大きく修正されている。昨年12月時点の見通しでは、年末時点の金利予想(中央値)は0.875%だったが、今回の...
篠原竜一
2022年3月16日読了時間: 3分
篠原金融塾 連邦公開市場委員会(FOMC)を前に思うこと
アメリカではいよいよFRBによる利上げが始まる。パウエルFRB議長が、「3月の会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを引き上げるのが適切だと考えている。0.25ポイントの利上げを提案し、支持したい」と述べており、今回のFOMC(3/15-16)では、25bpの...
篠原竜一
2022年3月13日読了時間: 4分
篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 3/11/2022
2月のアメリカのCPIは、前年同月比7.9%上昇と約40年ぶりの高水準。またユーロ圏の2月のCPIも同5.8%上昇と過去最大の伸びを記録しており、ロシアのウクライナ侵攻を受け、エネルギー、商品、並びに食品の価格が上昇しており、インフレは一段と加速する可能性が高いが、ウクライ...
篠原竜一
2022年3月5日読了時間: 4分
篠原金融塾 チェスvsポーカー グローバルマーケットウィークリー 3/4/2022
パウエルFRB議長は2日の議会証言で、「3月15~16日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利上げを開始し、年内さらに数回の利上げを行うという計画に沿って慎重に進んでいくつもりだ」と述べた。4日に発表された2月のアメリカの雇用統計では、就業者数が前月比67万8000人増加...
篠原竜一
2022年2月26日読了時間: 5分
篠原金融塾 これからどうなるかはわからない グローバルマーケットウィークリー 2/25/2022
国連安全保障理事会は、ウクライナに軍事侵攻したロシアを非難し、武力行使の即時停止と撤退などを求める決議案を採決したが、ロシアが拒否権を行使、否決された。また、中国、インド、アラブ首長国連邦の3か国が棄権した。 常任理事国が行うことは仮に国際法に違反していても咎められることは...
篠原竜一
2022年2月22日読了時間: 2分
暇なときに ウクライナ東部の親ロシア派2地域の独立を承認
8年前にクリミア半島を併合した時と同じだ。ロシアのプーチン大統領は、親ロシア派の「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の独立を認める法令に署名した。加えて、平和を維持する目的でこの地域に部隊を派遣するよう法令で命じた。...
篠原竜一
2022年2月21日読了時間: 3分
暇なときに ウクライナ情勢
欧州安全保障協力機構アメリカ大使によれば、ロシア軍はウクライナを包囲する形で19万人のロシア軍を集結させているという。専門家によれば過去にないほどの多さであり、ロシア軍は既に国境付近に集まってきている状況だという。 2014年にはクリミア半島を併合したロシアだ。現在は、ウク...
篠原竜一
2022年2月20日読了時間: 3分
篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 2/18/2022
先週は、ウクライナ情勢に右往左往する展開となった。週初はウクライナ情勢の緊迫化に加え、アメリカの金融引締加速への警戒感が高まり、株式市場は下値を試す展開となった。週央には、ロシア部隊の一部撤退が伝わると株価は急反発。その後、週末にかけては、ロシア軍撤退は未確認との報道を受け...
篠原竜一
2022年2月12日読了時間: 4分
篠原金融塾 金利上昇は始まったばかり!グローバルマーケットウィークリー 2/11/2022
予想を大幅に上回るアメリカの雇用統計を受け、米10年債利回りは13.8ベーシスポイント(bp)上昇の1.916%、米2年債利回りは14.4bp上昇の1.316%で今週のマーケットは始まった。地政学リスクの高まりはあるものの、米2年債の金利上昇は止まらない。結局米2年債は17...
篠原竜一
2022年2月5日読了時間: 5分
篠原金融塾 利上げ相場 グローバルマーケットウィークリー 2/4/2022
イングランド銀行(BOE、イギリスの中央銀行)は3日、政策金利を0.25%から0.50%に引き上げると決定した。ベイリー総裁は賃金の上昇を抑制しなければインフレが制御不能になる恐れがあるとの見解を明らかにした。 同じ日に開催された理事会で欧州中央銀行(ECB)は、主要政策金...
篠原竜一
2022年1月29日読了時間: 6分
篠原金融塾 グローバルマーケットウィークリー 1/28/2022
昨年末にはとても予想できなかったが、28日に東京都が確認した新型コロナウイルスの新たな感染者は1万7,631人で、4日連続で過去最多を更新している。直近7日間の一日あたりの平均は1万2895人で、前の週と比べて208.2%という状況だ。アメリカでは、多くの人がワクチンを接種...
篠原竜一
2022年1月23日読了時間: 4分
篠原金融塾 日本の輸入物価は40%以上も上がってる? グローバルマーケットウィークリー 1/21/2022
先週は、ダウ平均-1,646の34,265、S&P500種-265の4,398、NASDAQ総合-1,173の14,438と大きく売られる展開となった。S&P500種とNASDAQ総合の週間の下げ率は、パンデミックが始まった20年3月以来最大。VIX指数は28.8に急上昇し...
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