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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

篠原金融塾 グローバルマーケット(週次)

イラン革命防衛隊の精鋭組織「コッズ部隊」のソレイマニ司令官が米軍の空爆で死亡した。米報復をちらつかせるイランに、米国は重要施設など52カ所への反撃を警告している。


地政学リスクから2020年の市場は始まった。12/30比、米10年債金利は9bp低下の1.79%、独10年債金利は10bp低下の-0.29%。イールドカーブはフラットニング。週末は108円台でクローズしたドル円は、107円台を試す展開となっている。原油市場は上値を試し、株式市場は下値を試す展開となっている。


中東戦争は誰も望まない。トランプ大統領もイランとの全面的な軍事衝突には消極的な姿勢を示しており、戦争は回避できるのではないかと思われるものの予断を許さない。

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