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執筆者の写真篠原竜一

篠原金融塾  グローバルマーケットウィークリー 7/14/2023

アメリカの6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.0%上昇、コアCPI(食品・エネルギーを除くCPI)上昇率は、前年同月比で4.8%上昇。


連邦準備制度理事会(FRB)は次回の連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド金利(FF金利)の誘導目標をさらに0.25%引き上げるというのが引き続き市場のコンセンサスだ。


しかしながら、利上げは今回が最後になるという見方もでてきており、先週は米国債が大きく買い戻さられる展開となった。


日本でも6月の国内企業物価指数は前年比4.1%上昇と、前月の5.2%から上昇幅が縮小したことに加え、輸入物価指数は前年比11.3%減と大幅に低下した。


グローバルに債券市場はいよいよベア相場の最終局面に来ているかもしれない。しかしながら、日本を筆頭に先進国では生産年齢人口が減少しており、物価にとっては高止まり要因になる。インバウンド需要も盛り上がってきているが、人手不足は深刻だ。物価鈍化が思ったよりも進まない可能性もあり、物価指標に右往左往する展開が続きそうだ。


それにしても暑い。避暑地であるはずの軽井沢でも30度だ。せっかくの3連休だが、東北では記録的な大雨、関東から西は猛烈な暑さだ。温暖化は着実に進んでいるとしか言いようがない。ポロシャツ・短パンでも汗だくだ。さすがにネクタイをしている人は極端に減ったが、ワイシャツを腕まくり、ジャケットをかかえ、汗を拭きながら歩いているサラリーマンが多い。そろそろスーツを着る文化の本格的な見直しを考えたほうが良い。

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