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執筆者の写真篠原竜一

篠原金融塾 ワールドシリーズが始まった いきなり凄い試合だ グローバルマーケットウィークリー 10/25/2024

日本では明日27日衆院選が実施されるが、これだけ石破自民党総裁のリーダーシップに首を傾げたくなるニュースが多いと与党が過半数を割り込むリスクは高くなっているとしか言いようがない。


野党も裏金問題を批判するばかりで、今回の選挙の争点が、「ルールを守る」ということなのかと思うと、残念で仕方ない。アメリカ大統領選もどちらが勝利しても財政赤字は増えそうで、先行き不安だが、アメリカのことを心配している場合ではない。


人口減少を伴う少子高齢化社会の日本のグランドデザインを描く政党・政治家はいないのだろうか?


Society5.0が日本が目指すべき未来社会であり、今後の成長モデルなのだとすれば、何故それを国民に対し語りかけないのだろうか?


グローバルマーケットでは、アメリカの金利上昇に注目が集まっている。


米連邦準備制度理事会(FRB)は、前回の米連邦公開市場委員会(FOMC)で短期金利の誘導目標を0.50%引き下げ、追加利下げを示唆した。にもかかわらず、米10年物国債利回りは大きく上昇、4.25%%を試す展開となっている。


FRBが0.5%の利下げを実施したことで、FRBの優先事項がインフレから景気後退を防ぐことにシフトしたと市場参加者は理解し、11月のFOMCでも追加利下げが実施されるだろうとの見方が広まった。しかしながら、その後発表された経済指標を見る限り、アメリカの労働市場、経済は健全で大きく減速する兆しはなく、市場参加者の景気後退観測は大きく後退、長期金利が大きく上昇している。


来週金曜日には10月の雇用統計が発表される。加えて、その翌週には米大統領選挙とFOMCが控えており、来週は様子見の展開となろう。


さて、ワールドシリーズがいよいよ始まった。私がニューヨークに住んでいた8年間のうち、6回リーグ優勝を果たし、4回ワールドシリーズを制したヤンキース。当然ながら、私はヤンキースの大ファンだ。同時に大谷選手、山本選手のことは大好きで、ヤンキースと大谷、山本選手のいるドジャースのワールドシリーズは夢のようだ。それもいきなり凄い試合だ。


第1戦は、ドジャースが先行したものの、2ランホームランでヤンキースが逆転。ドジャースは、大谷選手、ベッツ選手で同点に追いついたものの、延長に入り、ヤンキースに先に点をとられ、今日はヤンキースの勝利だろうと思っていたら、大谷選手にチャンスが回ってきた。しかしながら、大谷選手が打ち取られ、いよいよヤンキースの勝利と思ったら、フリーマン選手の打った瞬間に分かる完璧な逆転サヨナラ満塁ホームラン!何とも劇的なドジャースの勝利だ。ヤンキースにとっては、心が折れる敗戦だ。


さあ、いよいよ第2戦は山本投手が先発だ。山本投手が好投し、大谷選手がホームランを打つ展開が最高だが、そうは言ってもヤンキースも久しぶりのワールドシリーズ。凄い試合を期待したい。





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