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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに 「学び」 5/6/2020 木曜日

夕方からは凄い雨。激しい雷だ。ゴールデンウィーク最終日。連休明けの感染者数が増えないように!そして、来週再来週の感染者数が減ることを祈っている。仮にこれからの2週間徐々に感染者が増えてしまったら、やっぱりゴールデンウィークは自粛疲れで駄目だったということになってしまう。それではあまりにも残念だ。

それにしても日経新聞の岸恵子さんの私の履歴書は面白い。今日は高校時代の恩師(担任、数学の先生)の話だ。

ある日、数学の点数が悪く、日曜日に先生の家に呼び出し。説教は20分続いたそうだ。高校の担任の先生が日曜日に生徒を自宅に呼び出し。説教。今だったらこれだけで問題になりそうだ。

玄関の外まで見送ってくれた先生が、「根性を通せ。君には多くの才能がある。好きなことをやれ。人生は短いんだ。苦手なものはやらなくていい。」と思いもしなかった言葉をかけてくれたそうだ。当時高校生だった岸恵子さんはこの先生の言葉を今でも覚えている。1948年の話だ。

戦後間もない頃の日本の教育者が生徒に伝えていた言葉だ。今の子どもたちにもこういう先生がいて欲しいと思うが、難しいかもしれない。今にもモンスターペアレンツが学校に乗り込んできそうだ。

「学校で学んだことが、子供たちの「生きる力」となって、 明日に、そしてその先の人生につながってほしい。これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、 自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、 それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。そして、明るい未来を、共に創っていきたい。」

「学ぶ」っていうことは、1948年当時も2020年の今もこういうことなんじゃないかと思わせてくれる文章だ。生きるために何かを我慢するのではなく、好きなことをやって生きる人生の方が素敵に違いない。苦手を克服することは立派なことだが、得意なことをどんどん伸ばしていくことの方が簡単だし、楽しい。先生は背中を押してあげればよい。そして、「学び」がその先の人生につながり、生徒たちがそれぞれに思い描く幸せを実現出来たら素晴らしい。こんな時代だからこそ、子どもたちには「君には多くの才能がある。好きなことをやれ。」と声をかけてあげたい。

実はこれ、2020年度から始まる新しい「学習指導要領」に込められた願いで、文部科学省のホームページからの抜粋したものだ。何かと叩かれることが多い文部科学省ですが、素敵なメッセージだと思いませんか?

さあ、ゴールデンウィーク最終日に自分に質問してみよう!

「私が望んでいることは何か?」 「私がやりたくてたまらないことは何か?」 そして、「私はどうなりたいのか?」

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