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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに 採用が変わる 喜べ日本人留学生!

経団連と大学が通年採用へ移行するという。新卒一括採用の見直しだ。


卒業まで必死に勉強する日本人留学生にとっては素晴らしいニュースだ。日本人の留学生が就職活動をしやすくなるのは間違いない。


企業サイドから考えると、そもそもアメリカの名門大学で勉強する日本人学生の自己肯定感の高さ、考える力、それを表現する力は素晴らしく、留学生は喉から手が出るくらいほしい人材だ。そういう学生の採用がやりやすくなるということだ。


これからはもっと長期のインターンとセットの選考や、大学を卒業した人を対象とする選考などで、時期を問わず採用活動をする企業が増えることになる。横並びの新卒一括採用と年功序列を象徴とする日本型の雇用慣行が大きく変わるということだ。


大変なのは日本の大学と学生だ。良い大学に入り、良い会社に入れば安泰という時代ではなくなったのだ。いよいよ日本の企業は生産性を上げるために今までの新卒一括採用の見直しを行う。


日本の大学は、学生の個性を重視し、質の高い学生を社会に送り出すことを今まで以上に求められる。さあどうする?

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