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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに サマータイム

3月の第2日曜日。アメリカではサマータイムが始まりました。アメリカでは、通常「デイライト・セービング・タイム」と呼びますが、太陽の光を有効に活用しましょうという意味です。一番のメリットは、夏も冬も明るい時に行動することで犯罪発生率が低下することだと言われています。東海岸では4月末にならないと暖かくはなりませんが、それでも子どもたちが学校に登校する時間に明るくなるこの時期には時計の針を一時間進めます。そして11月の第1日曜日に通常時間に戻ります。


ニューヨークで働いていた頃は、この3月の第2月曜日に日曜日に時計を一時間進めることを忘れた多くの日本人が月曜日に遅刻をしたものです。今ではスマホの時計が自動修正してくれるのでそういうことはなくなったでしょう。


今日の札幌市の日の出は5:48、那覇市の日の出は6:39です。仮にサマータイムを導入すると札幌市の日の出は6:48、那覇市の日の出は7:39になります。今日の札幌市の日の入りは17:41、那覇市の日の入りは18:39です。仮にサマータイムを導入すると、札幌市の日の入りは18:41、那覇市の日の入りは19:39になります。


従って、学校への登校時間が7時以降だとすれば、札幌市にはサマータイムを導入する興味があるのではないでしょうか?塾からの帰宅などを考えると、17:41に暗くなってしまうより、18:41まで明るい方が都合は良いかもしれません。夏至には札幌市は朝4時前には日が昇ることを考えるとサマータイムは札幌市の生活にはフィットするかもしれません。


一方、那覇市は夏至でも日の出は朝5時半、日の入りは午後7時半頃なので、サマータイム導入のメリットはあまりない様な気がします。


こういう地域ごとによってのニーズの違いを考えるとサマータイム賛成・反対、様々な意見が出てくるのは当然のことだと思います。


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