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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに 4/17/2020 金曜日

こんなに外に出なかった1週間はない。人との接触を徹底的に避けたつもりだ。

それにしてもよくわからないことがある。一般社団法人日本感染症学会並びに一般社団法人日本環境感染学会は、「新型コロナウイルス感染症に対する臨床対応の考え方」(http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_rinsho_200402.pdf

の中で、軽症例には基本的に PCR 検査を推奨しないと主張している。

一方、ノーベル医学・生理学賞の受賞者で、京都大学特別教授の本庶佑氏が、新型コロナウイルスの感染拡大を早期に収束させ、経済社会への打撃を最小限に食い止めるための緊急提言を自身のホームページにアップしているが、最初の一行目が、「感染者を検出するPCRを毎日1万人以上に急速に増やす」と主張している。

新型コロナに対する緊急提言

新型」コロナに対する緊急提言2

おそらく感染症に関する2つの学会の主張もノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶氏の主張もどちらも間違ってはいないのであろうが、こんな凄い先生たちが言うことが食い違うほど医療現場は大変な状況なのだろう。心配になる。医療関係者には検査方法でもめるのではなく、1人でも多くの命を守れるよう1日も早く治療方法をみつけて欲しい。

本庶佑氏は、「6つのCを大切に」とのメッセージを若い研究者に贈っている。

「好奇心(Curiosity)を大切に、勇気(Courage)を持って困難な問題に挑戦(Challenge)し、全精力を集中(Concentrate)して、諦めずに継続(Continuation)することで、必ずできるという確信(Confidence)が生まれ、時代を変革するような研究を世界に発信することができるのです。」

医療関係者に感謝しながら、週末も外出を自粛しよう!

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