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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに 5/1/2020 金曜日

1年前の今日、令和がスタートし、うきうきしながら神社巡りをしたのを思い出した。

まずは、赤坂氷川神社とその境内にある勝海舟のゆかりの社「四合稲荷」を参拝した。1898年(明治31年)に勝海舟によって「古呂故稲荷」「地頭稲荷」「本氷川稲荷」「玉川稲荷」を合祀、幸福の“しあわせ”と”志を合わせる“をかけ、「四合稲荷」と名付けられたそうだ。なかなか洒落ている。

次に、学問の神様として広く知られる湯島天満宮。雨が降る中多くの人がお参りに来ていた。正しい判断をするためには、学問が大切だと思っているので、良くお参りに行くが、今年は、お正月に参拝してからは新型コロナで参拝できていない。参拝できるときが来たら、いっぱいお礼を言いたい。

学問と言えば9月入学の話題で盛り上がっている。大賛成だ。殆どの国で長い夏休みを終えて新学期が9月から始まる。メリットしかない。

就職活動には全く問題がないだろう。日系企業で働きたいという学生は、卒業が3月ではなく、5月若しくは6月になるが、それを理由に不採用にする企業はないだろう。外資系企業で働きたいという学生にとっては、今までは学校の期末テストなどと被って参加できなかった6月から始まる長いインターンに参加することが可能になる。

どうするか決めないといけないことはある。一番大きいのは、誕生日の問題だ。今年の9月から始まるアメリカの大学生の生年月日は、2001年9月1日~2002年8月31日生まれだ。日本では、今年の9月から始まる日本の大学1年生の生年月日は、2001年4月2日~2002年4月1日生まれを想定しているだろうが、この誕生日の半年のズレを今後どう調整するかを決めないといけないだろう。加えて、報道を見ていると、日本の年度(4-3月)というものに対する様々な法改正の必要もあるようだ。

子育てという観点で言うと、共働き世帯はこのまま学校が8月末まで休校となった場合、どうすれば良いのかという問題だ。お金で解決できない問題ということならば仕方ないが、例えば、家政婦費用を全額税額控除という政策対応はどうだろう?

このような悩ましい問題もあり、やらないといけないことも色々あるが、教育という観点で考えるとデメリットはない。

この9月入学が決定されれば、学校側は、8月迄休みになることで、まとまった時間が出来て、準備が出来る。リモートでの授業をどのように効果的に行っていくかという大きな課題には文部科学省が科目ごとに大々的に取組むことが出来る。


同時に生徒の評価の可視化にも取組める。授業での発言・課題提出・小テストなどについてはオンラインで成績をつける。特に課題・小テストは、生徒が答えを入力すると自動採点するようにしておけば、先生の負荷も減る。保護者にとっても、科目ごとに自分の子どもの成績がAなのかBなのかCなのかを一目で確認することが出来る。


今は、学校に先生・生徒・保護者・職員が一堂に会し、何かに取り組むことが出来ない。だからこそ、普段は出来ないことに取り組む4か月にしても良いのではないだろうか?

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