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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに 5/4/2020 月曜日

午前中雨が降ってきたが大した雨ではなく、夕方には日が差してきた。緑が綺麗に輝いている。暖房も冷房もいらない日本で一番快適な季節になってきた。あっという間に梅雨になったと思ったら、今年も暑い夏が来るのだろう。誰もがこの素敵な季節を楽しみたいと思っている。

夕方、用事があり、車で外出。帰りに麻布十番商店街から六本木ヒルズをゆっくりドライブ。車の中から見ただけだが、麻布十番商店街は結構混んでいる。自転車の人がいつもより多い。多くのレストランがテイクアウトのサービスを店先で行っている。頑張って欲しい!ちょっと気になるのは、店の外での井戸端会議。

商店街を抜け、六本木ヒルズに。さすがに六本木けやき坂通りは閑散としていてほっとしたが、何故か六本木ヒルズP5の駐車場が満車だ。営業をしていないだけなら良いのだが。坂を登っていき、テレ朝通りを左折、有栖川公園の脇を抜けそのまま進むとナショナル麻布スーパーだ。ちらっと見ただけだが、入場制限をしているのだろう、人と人との間隔はあけているものの行列だ。そのまま広尾駅の方に進むと、今日の広尾商店街は歩行者天国で沢山の人だ。久しぶりにこれだけの人を見た。外にテーブルが出ていて、一息いれている人達もいた。これから安倍首相が記者会見するという危機感は感じられない。

折角のゴールデンウィークなのに、皆どこにも出かけずに、じっと我慢している。大方の人が緊急事態宣言継続は仕方ないとも思っている。しかしながら、そういう報道を聞くと、何とも気分が晴れない。自粛疲れからか、ゴールデンウィークということもあり、ちょっとだけという思いになるのも本当に良くわかる。殆どの人がマスクをしているものの、不要不急の外出という雰囲気ではない。

ホームセンターではバーベキューグッズが売れているという。年末年始のような混雑だという報道もある。確かにとても気持ちの良い季節だ。ソーシャル・ディスタンシングを保ちながらの河川敷でのバーベキューは楽しそうだが、自分たちの感染リスクだけではなく、ホームセンターで働いている人たちのことも考えると複雑な気持ちになる。

何故だろう。自粛って本当に疲れる。普段は「忙しすぎて」が口癖だった人達も多いはずだ。ちょっとゆっくりできると考えればよいのに。自分で時間や行動をコントロール出来ないってことがこんなに辛いことだと感じたことはなかった。

様々な報道に対して自分の意見を発信することが出来るようになったのは素晴らしいことだと思う。一億総つっこみ時代と言われる。そのつっこむ気持ちは良くわかるが、犯人捜しは誰の為にもならない。報道されている内容が本当に真実なのかもわからないので、犯人捜しは行政に任せたほうが良い。

たしかに、「自分は感染しないし、仮に感染しても大丈夫」っていう自分勝手な人が多すぎるのは否定できない。根拠なき自信は他のところで使ったほうが良いと思うが、「自由の国アメリカ」では、外出禁止令に対するデモまで起きている状況だ。「我々は自由だ!」様々な考え方の人がいるのは当然だが、日本人はそこまで強烈ではない。以前も言ったように、2週間全てをロックダウン。企業も学校も休みだ。その間に世の中を感染者と非感染者に区分できる。そして感染者を2週間隔離。理屈では1か月で状況は大幅に改善するはずだ。

今のような中途半端な自粛は逆に疲れる。日本人の同調性を活用して、徹底的に自粛して、早く経済活動を再開する方がダメージは小さいはずだ。皆が一致団結して自粛しないと経済的にはどんどん追い込まれる。

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