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執筆者の写真篠原竜一 代表取締役社長

暇なときに 夏の甲子園 5/15/2020 金曜日

全国高等学校体育連盟が、既に夏に開催予定だったインターハイの史上初の中止を決めているが、史上初めて中止となった春の選抜に続き、夏の甲子園も中止の方向で検討されているという。

部活動に命を懸けるのは間違っている。中止は当然だ。反論できる人は誰もいない。

でもなんとも可哀そうでならない。

新型コロナの感染拡大を防げなかったことで、高校球児が命を懸けるほど夢中に取り組んできたものを奪うことになる。無念だ。野球のみならず、あらゆるスポーツ、課外活動の全国大会が次々と中止になっている。中止になる多くの全国大会は、小学6年生、中学3年生、高校3年生、大学4年生の学生たちにとって、それぞれのチームでの最後の大会だったはずだ。「やっぱり中止なんだ」とみんな頭の中では理解するだろう。でも、その悔しい気持ちをどこにもぶつけられないまま、この学生たちは旅立つことになる。

全国大会出場は夢だ。夢が叶えばそれは素晴らしい。でも夢は叶うとか叶わないとか結果ではなく、全国大会出場という夢に向かって挑戦することが何よりも素敵なことだと私は思っている。その挑戦そのものが出来ない悔しさは想像を絶する。

地方大会の開催可否は、各都道府県高野連の裁量となるそうだ。甲子園が中止となっても、日本高野連は全国一律中止とはしない方針だという。夏の甲子園が中止になる中での地方大会。どうなんだろう?私にはよくわからない。幻の甲子園代表を決めたほうが良いのか、それとも自粛するなら徹底して自粛して高校球児が野球を通じて感染することがないように徹底するか?

いづれにせよ、今悔しい想いをしている高校球児たちにし、私がしてあげられることは何もない。それが悔しい。

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